コロナワクチン接種1回目

ワクチン接種予約
2021年5月某日英国にて1回目のコロナウィルスワクチンを接種しました。英国ではNHS(National Health Service)という国民保険のサービスを政府が運営しております。コロナ禍以降、スマホにNHSのアプリをインストールし、外出時の店舗や集会に行った際、QRコードを読み込んで行動履歴を付けることを義務付けられました。そのNHSでは高齢者から順に18歳以上を対象にコロナウィルスワクチンの接種を呼びかけています。HPを訪問すると現在何歳以上を対象に案内している、と情報が載っています。
自分の年齢が対象となった時に、NHSのHP、NHSからのテキストメール(携帯電話へのテキスト)、NHSからの封筒、GP(General Practitioner:自分の登録したかかりつけ病院)からのテキストメールといった手段から予約することが可能となります。予約にはNHS番号が必要で、GP登録をしていないと番号は発行されません。
接種会場と日時を予約すると、確認メールが送られてきます。その中に予約番号があるので控えておきます。
ワクチン接種当日
当日は10分ほど余裕をもって予約した接種会場へ到着しました。事前に行うことは特になく、体調不良がないか、コロナの症状がないか等通常の体調であれば問題ありません。
接種会場
接種会場に到着したら受付の順番を待ち、自分の名前を伝えました。予約完了のメールも準備をしていましたが、私の場合は名前だけで問題ありませんでした。
待合室にはモニターに順番待ちをしている人の名前が載っており、20人ほどが椅子に座って待っていました。順番が来た人から呼び出され、指定された番号の個室へ案内されました。10分ほどで自分の番がきて個室へ案内されました。
個室には(恐らく)医師の方(私は中華系女性、妻はイタリア系男性)がおり、健康、アレルギー、同居人、仕事、過去にコロナの症状があったか、コロナの研究に参加していたか等の質問がされました。また、接種後の待機場所の説明、しばらく家から出ないこと、接種後の副反応の内容、気分が悪くなったらNHSへ連絡することを説明してもらいました。一通りの質問に回答し、ワクチンを打つ腕の確認をされました。壁にはワクチンの型番、成分が貼られており、その場でワクチンの選択はできませんでした。英国なのでアストラゼネカのワクチンかと思っていたのですが、私の場合はファイザーのワクチンでした。知人に聞いてもファイザーのワクチンでしたので、こちらが主流なのかもしれません。


ワクチン接種
接種は質問をしてくれた医師がその場でしてくれました。針を刺した瞬間ピリッとしましたが、その後は特に痛くなく、健康診断での血液検査より早く終わりました。接種後、15分ほど待合室と同じような待機場所で経過観察し、接種場所に若干の痛みはあったものの、命にかかわるアレルギー反応がなかったのでそのまま会場を後にしました。会場から家へは30分ほど歩いて帰りましたが、接種した腕は何か液体を入れられたという若干痛い感覚のままで、特に変化はありませんでした。
接種は昼頃行い、夜頃には接種した周辺の筋肉が痛くなりました。痛みは筋肉が破壊されている、内部で腫れているような感覚でした。そこの筋肉を使おうとすると鈍痛が走り、力が入らない状況でした。
夜寝るころには上腕一帯痛んでおり、若干の赤みがあり、横になった際に接種した側の腕を下にして寝られない程度でした。腕も上げづらくなっており、特に外側へ腕を上げることができなくなっていました。
接種後
接種は昼頃行い、夜頃には接種した周辺の筋肉が痛くなりました。痛みは筋肉が破壊されている、内部で腫れているような感覚でした。そこの筋肉を使おうとすると鈍痛が走り、力が入らない状況でした。
夜寝るころには上腕一帯痛んでおり、若干の赤みがあり、横になった際に接種した側の腕を下にして寝られない程度でした。腕も上げづらくなっており、特に外側へ腕を上げることができなくなっていました。
翌日、上腕全体と肩周辺まで痛みがあり、接種した側の腕を使うのが億劫になる感覚でした。また、手のひらをひねろうとすると、内向きへは痛くないのに対し、外向きにひねると痛みが出ました。幸いにも頭痛や吐き気、悪寒、発熱といった他の副反応は出ませんでした。
腕の痛みは3日ほどで日常生活に支障を来さない程度まで収まりました。その後完全に違和感が取れるまで数日必要でしたが、特に問題は起こっておりません。
接種証明
ワクチン接種するとカードに番号、接種日、ワクチンの種類、氏名を記載したカードを渡されました。2回目の接種時に持参する様言われました。2回目のワクチン接種は1回目の予約時に2回目も予約ができるシステムでした。

NHSのアプリを導入後にNHSナンバーを登録すると、自分のワクチン接種履歴、検査履歴等が確認でき、国外への旅行時のQRコードも発行可能になります。PDF形式でDLすることも可能で、印刷して持ち歩くと提出を求められた際に楽です。
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