ロンドンに来た理由

プライベートな内容になります。
おめーのことなんぞ知ったこっちゃねーよ!って方はブラウザバックよろしく。

妻の転勤

2017年2月に妻の内示が出て、ロンドンへ海外転勤を命じられました。
まだ子供もおらず、出産予定もなく、共働きの世帯で新築を購入して1年でした。
妻は働き者で、子供ができても働きたいと言っていたので、彼女のやりたいことがあればできるうちにやればいい、と伝えていました。
妻の会社についての詳細は控えさせていただきますが、転勤については「家族の同意を得られている」ということが明確に会社側で判断できる材料を以って、海外転勤の内示が出ております。
従って、新築購入後の嫌がらせだとかそういったことではありません。

そもそも海外赴任はコストがかかるから嫌がらせでやるようなことではありませんが…(笑)

自身の仕事

当時、私の勤めていた会社は吸収合併し、2年経った後でも社内が混乱し規程、制度等の見直しをしていました。
合併直後から給与の金額が会社の提示した計算と合わないと抗議をしていたのですが、最終的に「総務調整」という一言で片づけられており、もはやこの会社に信用はない、と考えていたころでした。(たびたび人件費関連の計算が間違っていたり、退職金規程の変更についての説明がなかったりと他にも要因があったのです)
仕事の内容については多少の不満はあれど、自分に合った仕事内容だったと思っています。
適性があったかと言われると謎ですが、同部署に5年居続けられたということは周りの評価もそれなりだったのではないでしょうか。
特に上司、同僚には多大にお世話になっており、私が辞めますといっても自身で決めたことなら仕方ない、という環境でした。

対会社

2017年2月の会社で行われる自己申告にて、妻が海外赴任になるので、帯同できる制度または体制、半年でもよいので休業制度等の社内に籍を残したまま帯同できないか、ということを伝えました。
こういった配偶者の海外赴任のケースは合併後2ケース目であり、前例では管理職の女性が配偶者の海外赴任に帯同するため、会社側に申し入れもしておりましたが、合併直後で個別の対応はできないとのことで却下されていました。(管理職の女性は会社を辞め、帯同しました。)
前例があり、会社側も対応の必要性を感じており、社会が女性活躍を謳っており、役員が女性活躍の場を作る、といったことをしていたので、会社側は何かしら提案してくれると考えていました。

半年ほど経過し、妻が正式にロンドン赴任し、同時に帯同はできませんでした。それまでの間、会社側の返答はありませんでした。
1年間待って何も変わらなければ会社を辞めて帯同しようと考えていました。
単身赴任になってからしばらくして、上司から伝えられたのは「親会社にそういう規程、制度がないからできない」とのことでした。残念を通り越して呆れてしまいました。

直接人事担当者とも面談し、前述の未通知の規程や諸々の話をしたのですが、結果としては会社が全く何も動かない、親会社のことしか考えていない、が答えでした。
(人事担当者は個人としての意見と会社としての意見両方伝えてくれました。)

こうして退職する大義名分ができたので遠慮なく会社を辞めることができました。
とはいっても専門性の高い業務だったので後継やら引継でしばらく在籍しておりましたが。

まぁ、経営側からするといい新陳代謝(クビにするいい機会)なんでしょうね。
私もその立場なら同じようにすると思います。

無職

会社を辞めてすぐロンドンに発ったかと言うと、そうでもありませんでした。
長年行きたかった小笠原諸島やら世話になった人に挨拶やら。
家の整理や手続きをする期間を考えると正直会社を辞めて丸々2ヶ月ありましたが、ちょうどよかった(それでも一部の提出資料は出国後でなければできないものも)と思ってます。
(諸々をまとめていたワードファイルがHDDクラッシュで消失したのですっかり忘れちゃいました)

最低限必要なのは

  • VISA
  • 海外転出届(ロンドンでは転入届)
  • ハローワークで手続き
  • 郵便物転送
  • 各種住所変更(幸いにも国内に親がいるので面倒にはならず)
  • 証券口座閉鎖
  • 家のセキュリティ

といったところでしょうか。

ちょうどロンドン出立の前に家にいたずらされることがあったので、近所の挨拶兼ねて相談できたのも良かったかもしれません。

そんなこんなでロンドンに住むことになりました。

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