イタリア経由スイス旅行(3/6) 国境越え編
国境越え
前回はレンタカーの話をいたしました。今回は国境越えの話になります。
ご存じの通り、イタリアとスイスの国境は陸続きになります。日本やイギリス(北アイルランド、ドーバー海峡トンネルを除く)のように海で隔たれていないのです。したがって、簡単に車で国境を越えられるのですが、スイスはEU加盟国ではないので特別な扱いになります。
我々の旅はイタリアのリナーテ空港からスイスのアンダーマットまでの旅なので、イタリア側からスイスへ入国する形となります。
我々は車移動なので、とりあえず高速道路へ入り、一路スイスへ向かいます。
運転中なので写真がありません。
Googleさんの地図でご容赦を。
途中ミラノの街中突っ切ったり、コモ湖が有名なComoがあったり。
初めは右車線の運転、左右逆の運転席(車幅の感覚がずれる)、左右逆のシフトレバー及びウィンカー等ハンドル回りに苦戦しつつ、マニュアル車も久しぶり(3年ぶりくらい?)で半クラの感覚が掴めるまではガタガタしてましたが、高速で一定速度でハンドル操作ほぼなければすんなり昔の感覚が戻ってきました。(学生時代にマニュアル車で20,000km/年走ってた)
会社勤めのころは「安全運転だけど飛ばす人」と言われたりもしましたが、イタリアの車たちはビュンビュン飛ばします。街中でもぶつからなければOK的な勢いです。日本人は大人しくして抜いていってもらいましょう。決して追い越し車線でちんたら走るのは得策ではありません。
ちなみにイタリアの高速道路は130km/hが基本の制限速度で、80km/hや60km/hの場所はちゃんと標識があります。街中は知りませんが、怖くて(車が近くて)50km/hも出せません。
閑話休題
スイス国境付近になると渋滞になり始めます。
Border Guardianががんばっている!警察24時だ!(ロンドンにもアメリカのメキシコ側からの国境警備番組がある)とか言いながら進みました。
ところがたまに寄せられている車がある程度で、みんな引き留められる気配もなくスイスイ進んでいるではないか!
こりゃ楽勝だな。と思って進もうとしたら「お前はこっちコイや」的な仕草をされ引っ掛かりました。
突然40CHF(スイスフラン:1CHF=当時110円ほど)払えや、と言われるのです。
スイス入国するのに40CHFも必要なのか!と思い、とりあえず反論、もできないのでカードで払えるか確認したところ、先に何やらステッカーをくれました。(ちゃんと後でカードで払えました。)
後で調べたところ、スイスの高速道路は年間パスみたいな制度で、そのステッカーを貼られていない車が呼ばれていたようです。
道路に橋が渡してあるような図が描かれたステッカーで、数字がついています。写真を撮るのを忘れてました。(スイス 高速 ステッカーで検索すると画像がみれます。)
無事国境を越え、スイスに入ったのですが、イタリアと違ってスイスでは高速道路の制限速度は120km/hです。
標識に数字が書かれていたらその速度が制限速度なのでわかりやすいですが、それが黒の斜線で消されている場所からは制限が解除されることを意味しています。
速度制限が解除される→速度制限ないんだ!と解釈すると速度超過になります。
こうして無事にアンダーマットへ行くことができるようになりました。
EU圏外だけど関係なかったね。
リヒテンシュタイン入出国
ついでにリヒテンシュタインの入出国についても。
リヒテンシュタインはスイスとオーストリアに挟まれたライン川右岸の地域に位置します。
スイス側からはこのライン川を越えることでリヒテンシュタインへの入国となります。
で、これですが
橋を渡るだけで入国完了です。
出る時も同じ。
スイス入る時より簡単だったー!
次回→スイス南部
YouTubeにも動画UPしました!
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